木の色はどうして茶色なのか
こんにちはクマTです。
週に一回のつもりでしたが、今日も何かしら書こうと思います。継続することは大事ですからね。ブログよりもっと大事なこと控えていますが、息抜きにやっていきます。
田舎や山の中はもちろん、街中歩いていたりすると必ずと言っていいほど木が目に入ると思います。僕は休日に外出しているときやランニングしているとき、気になった木を見かけたときはなんでか幹を触ったりしているんですよね。傍から見たら変な人だと思われることでしょう。
大体は幹にへばりついている苔とか粘菌をじっと見てたりするんですけど、それについての話は今度にしておいて、木についてちょいと感じたことをここで吐き出そうかなと思います。
植物というものは脆くとも強い印象を少なくとも自分は抱いているのですが、木の幹となると物理的に強いんですよねこれが。茎や枝は折れても幹はそうはいかず、殴ってもこちらの拳が赤く染まるだけなのは誰でも予想はできると思います。普通に痛かったですね。いやぁなんて頑丈なんだと。
とはいえ、木の血管となる道管や師管は外側に集中していて、中央は人の爪のように硬くも死んでいる部分なので、外皮をはぎ取ったら死んでしまう脆さはありますが。人も外皮をはぎ取れば大体命を落としかねないですが、木の場合は外側が命となっていますね。
という小話はさておき、そもそも植物なのになんであんな岩みたいにごつごつしていて頑丈で、あんな色をしているのか。逆に植物だからこそなのか、そこ気になってはいます。木だけにね(激寒)
実際はコルク形成層が作られる際にタンニン(フェノール性ヒドロキシ基を持つ芳香族化合物)やスベリン(長鎖脂肪鎖)を含むようになりまして、それが蠟のように覆っては害虫や病から身を守るそうで。タンニンというかポリフェノール由来の色が木の幹の色を為している、とのことですが、詳しく勉強してないので悪しからず。
頑強なのはリグニン由来かと思っていますが、どうしてあんな複雑な構造になっているんだろうなと気になってやみません。ちなみに木の色を脱色して透明にするという手法があることを最近知りました。詳細は以下より。いやぁリグニンを無色透明にするってできたんだなと。斬新で面白いです。エポキシ樹脂が光透過性のキーのようですね。
木材のような高分子や透明かつ高強度な高分子が開発されている一方で、木材に化学的な付加価値をつける研究もあるんだなとひとつ勉強になりました。
にしても、器官や組織ごとに作られる細胞が異なるのは植物も例外ではないんだなと思わせます。近年はCRISPR-Cas9等のゲノム編集(改良版として塩基編集も開発されてるけど)が話題になっていますが、植物はどうなんでしょうね。僕が知らないだけかもしれませんが。
とまぁ、時間も経ったので今日はこの辺で。雑多に書きなぐってしまったのでまとまった話にできませんでした。これからはもうちょっと考えて書こうかな笑
それでは。