蟻が活動するくらい温かくなりました
空気も暖かくなり、桜も咲いてきましたね。
地面を見ていたらアリも活動していました。いや暇人じゃないですよ。アスファルトを見つめていたらたまたま見かけたんです。
アリといえば生物界屈指の筋力を有していて、自重の10倍以上の重いものを運ぶといわれている社会的生物の一種ですね。小さいころスパイダーマンに憧れていた僕は、最近はアリの遺伝子組み込めたらなと…いや糸出せるクモがいいなやっぱ。ダーウィンズ・バーク・スパイダーとかいいですよね。
しかしアリといえばそういうことよりもギ酸の方を思い浮かべる僕です。分子量最小のカルボン酸ということで覚えています。
あと最近(なのかな?)は水素キャリア化合物として利用されていまして、二酸化炭素を還元してギ酸を得ることができ、そこから触媒によって脱水素する触媒の開発も進んでいるようでして。イリジウムをメインにした配位子で、水素分子をイリジウムと水酸基の酸素原子との相互作用を利用して活性化させます。まぁ詳しくは以下のURLで。
あとはロイカート(Leuckart)反応ですね。アルデヒドかケトンにギ酸とアンモニア(それかギ酸アンモニウム)のイオンを作用させて一級アミンを得る反応です。還元的アミノ化の手法のひとつとして知られていますので、自分の研究分野的になにか使えないかなと漠然と思っています。
ちなみに一級か二級アミンに過剰ギ酸とホルムアルデヒドを加えてメチル化する反応をエシュバイラー・クラーク反応といいますね。それ以上のことは知りません笑
眠いのでここまでにしておきます。なんだかブログに書くにしても浅いことしか書いてないなぁとときどき思います。
それでは