クマさんの日記

研究のこと、科学のこと、思ったことをメモ帳代わりに殴り書きするだけのブログです。

生物は文字で動いている?

文字というのは不思議なもので、例えばチンパンジーかそれ並になるくらい泥酔した状態でキーボードをタイピングしたときの文字列は支離滅裂になることは予想できると思います。でも、それがある順序へと整うとちゃんと意味のある文章になる。それもいくつものパターンへと彩ることができるんですよね。

 

「あいうえお」や「ABCDE」、「阿衣乌唉哦」なども然り、数字も然り…無意味なノイズになりかねない記号を正しく並び替えることで生物同士の意思伝達が可能になり、記憶媒体として紡がれ、そして機械を動かす。もっと言えば、生物として活動できるのも、遺伝子配列のコードが秩序的になっているためでもある。って思います笑 遺伝情報も無秩序であれば機能を失ったただの物質ですから(おそらく)。

 

無秩序、いわばランダムなものから秩序あるものへと変換するという事象はあらゆる事柄につながりそうな気もしますが、最初に思い浮かんだのはランダムな熱エネルギーを方向の定まった運動エネルギーに変換する作用ですね(整流作用とも言います)。

 

熱によってものを動かすのは蒸気機関とかキネシンの運動とかありますが、そもそも何をきっかけに熱から力学へと変換しているのか、エントロピーのコストはどれくらいかかるのかが気になるところですね。ですが、生物というひとつのマシンを動かしているのは組織であり、それを構築するのは約37兆個もの細胞であり、100億個のタンパク質というナノマシンでもあります(数あってるよね?)。

 

明らかにマクロの世界とミクロの世界でのマシンの働きと周囲の環境は異なりますがそれはさておき、その根本的メカニズムを支えているのはDNAやRNAといった高分子の組み合わせ、まぁ情報の組み合わせとも言えます。てことは生命も秩序化された分子という「文字」の組み合わせによって構築された「情報」で動いているんじゃないかと今更になって思っているわけでして。

その情報によって熱エネルギーを機械的エネルギー(逆も然り、その他のエネルギーへの変換も然り)に変換しているのだとしたら、熱力学も情報科学と深いかかわりがあるんじゃないかと感じています。よくわかんないですけど←

 

それが説明できるのだとしても、それはナノの世界だからこそだと思います。量子とナノの違いを未だによくわかっていない僕が言うのもあれですけど、なかなかに面白いですよね。

 

ここからSF思考になるのですが、情報媒体をコード化することででエネルギーを生み出したり、生命を生み出すことができれば、まさに情報革命ともいえるなとロマンを勝手に感じてます。なんか実際にそんなのあった気がしますが、気のせいですかね。

 

ちょっと自分でも空いた時に勉強してみて、また面白いことが分かったらここに書きなぐりたいですね。今回はちょっと支離滅裂な文章で書いてしまい、果たして情報として機能している文章となっているかわからないので笑

 

それでは。