勉強って言葉が苦手です
信じる気持ちがあなたを強くする。的なフレーズはサブカルチャーに触れていれば自ずと聞くと思いますし、共感する経験も皆さんあると思います(いきなりどうした
勉強も同じなんですよね。この勉強法でいいのかな?って疑ってしまうとあれこれ手を付けてしまって、結局身につかない穴に陥ってしまいます。集中力は散漫しますし、無駄のないように勉強しようと模索した結果、余計に無駄だったなと思えることをしてしまっているのはなんとも皮肉な話ですよね(経験談)
先に言いたいこと言いますと、人の数だけ学ぶ方法がある、です。
それは家庭教師をやっててなんとなく気づいたことなんですけども。
どこの事務所のもとでバイトするのかによると思いますが、家庭教師は大体週に一回、担当の生徒さんを指導します。逆に言えば、その日の一時間ちょっと程度しか見ることできないんですよね。だから自分で勉強することが主体となるんですけど、これが本当に難しい。何が難しいって、その生徒さんが何に対してモチベーションを上げるのかを見つけて、それに沿った勉強法を提案する…まではいいんですけど、どう気づかせるかが難しいんですよ。教えるより、気づかせるように誘導したり、「あ、自分に必要なことじゃん」って思わせないと、自分から勉強することはありません。僕もです。
だから座学だけじゃなくてどういうことに使われているのか、自分とどうかかわっていくのか、将来どういう人になりたいのか、そのゴールのために必要なことは何かを雑談で聞いたりしています。自分にとって何が幸せか、どういう人生を送れば自分にとって最高だといえるのかを見つければ、手法もわかってきます。そこに学校が関与していなければ、無理に通う必要もないんじゃないかなって思います。
勉強は自分の未来の選択肢を増やすためと、今後生きていくであろう社会で息をしやすくするためと、生きるのをもっと楽しくするためだと個人的に考えています。もちろん、他の理由を持っている人は大勢いると思います。
事務所のスタッフさんの言うことは従ってはいますが、基本的に僕は宿題は(出してはいますけど)必要ないと思っていまして。まずやる人の方が珍しいじゃないですか(院生が言っていいことじゃない)。答え写したりする人が多いかと思いますが(僕がそうでした)、それだと勉強の効果は10%程度になるんじゃないかなと。だとしたら自分で考えて自分から取り組めるような宿題を出した方がいいのかなと。
勉強を教えずに、勉強方法とモチベーションの高め方、目的の決め方とわからないことの調べ方を優先的に教えた方がいいとは感じてます。そうすれば、ベースは整うと思いますし、自分で自分に合った学習法を見つけられると思います。知識を詰め込むよりも、まずはゴールを決めて、理想と現状を明文化して、そこの差を埋めるために必要なことを書きだして、こうすればうまくいくかなと仮説を立てて、やってみて、違うなと思ったら別の手法を期間を決めて試してみる、の繰り返しですかね。
そう思うと、学習方法も研究と似ているなと感じます。なるほどね(何が)
睡魔もすごいので今日はここらへんで。今日も頑張りましたので、明日も頑張れると思います。よし。
それでは
蟻が活動するくらい温かくなりました
空気も暖かくなり、桜も咲いてきましたね。
地面を見ていたらアリも活動していました。いや暇人じゃないですよ。アスファルトを見つめていたらたまたま見かけたんです。
アリといえば生物界屈指の筋力を有していて、自重の10倍以上の重いものを運ぶといわれている社会的生物の一種ですね。小さいころスパイダーマンに憧れていた僕は、最近はアリの遺伝子組み込めたらなと…いや糸出せるクモがいいなやっぱ。ダーウィンズ・バーク・スパイダーとかいいですよね。
しかしアリといえばそういうことよりもギ酸の方を思い浮かべる僕です。分子量最小のカルボン酸ということで覚えています。
あと最近(なのかな?)は水素キャリア化合物として利用されていまして、二酸化炭素を還元してギ酸を得ることができ、そこから触媒によって脱水素する触媒の開発も進んでいるようでして。イリジウムをメインにした配位子で、水素分子をイリジウムと水酸基の酸素原子との相互作用を利用して活性化させます。まぁ詳しくは以下のURLで。
あとはロイカート(Leuckart)反応ですね。アルデヒドかケトンにギ酸とアンモニア(それかギ酸アンモニウム)のイオンを作用させて一級アミンを得る反応です。還元的アミノ化の手法のひとつとして知られていますので、自分の研究分野的になにか使えないかなと漠然と思っています。
ちなみに一級か二級アミンに過剰ギ酸とホルムアルデヒドを加えてメチル化する反応をエシュバイラー・クラーク反応といいますね。それ以上のことは知りません笑
眠いのでここまでにしておきます。なんだかブログに書くにしても浅いことしか書いてないなぁとときどき思います。
それでは
個人的に楽しめる美術作品の鑑賞方法
前回の記事で生物はひとつのマシンと言ってましたが、マシンというひとつの個で動いているよりは無数の個が相互作用で動いており、生体活動という現象を起こしているという認識もあるんだと学びました。まぁよく考えたらそうよな、人の体の9割は細菌だし、細胞も一つの命でもあるし、それらが活動できているのは外部環境との刺激応答やエネルギーによるものだから、孤立しているわけではないんだよな。
てことで今回は上記の話について、ではなく美術鑑賞についてちょっとだけ話します。
僕は時間があるなら休日に美術館にいって散歩感覚で作品を見ています。金沢駅の地下にも時々美大生や高校生の作品が展示されていることがありますので、それも見に行ったりしてますね。時間があれば。
ただ漫然と見て、直感的に楽しむのもありですが、それだけだと何が楽しいのかわからなくなることもなくはないので、ちょっとした思考ゲーム(?)的なことを意識して作品を見るようにしています。
これは本を読んで得た知見ですが、作品から何を見て何を感じとり、そこからどう想像できるかを交互に行うと、より作品を頼めるようになったり、穿った見方ができるようになったりします。要は意見と事実を行き来させて考えますが、簡潔に言うと、
1.そこからどう思うか
2.どこからそう思うか
ですね。
1は作品内の事実から主観的に感じた意見を問い、
2は主観的に感じた意見の根拠となる事実を問う感じですね。
例として、抽象画とかぱっと見何をテーマとして描かれているかわからない場合でも、何かしら感じるものはあると思います。感じなかったとしても、ありのままを見た感想でも十分なアウトプットです。そこから掘り下げていくのがおもしろいところでして。
その絵を見て、
A「なんか黒一色だよな。何を思ってこんなの描いたんだ」
B「そこからどう思う?」
A「じっと見ていると底がないように見えて、吸い込まれそうな感覚になる」
C「でも、どこか力強くも感じるよね」
B「どこからそう思う?」
C「四角形全体が黒いから付け入る隙もなさそうに見えたし、黒って何色にも染まらない印象があるからかな」
A「そうそう。それに、ここまで黒一色だと潔いよな。純粋な作品だって思うよ」
B「どこからそう思う?」
って感じですかね笑 ただただBさんがめんどくさい人になってますが。ちなみに僕はこれを脳内でやってます。ぼっちを極めると体得できます(嘘です)。
上記の2つを問いかけることを繰り返せばここからさらに掘り下げることができますし、その問いに答えるためにも、よりその作品に目を凝らして観察するかと思います。
ちなみに例として挙げた作品はカジミール・マレーヴィチ(1879-1935)の「黒の正方形」ですね。至高主義ことシュプレマティスムを主張した代表的な作品でもあります。
ちなみにですが、その絵を見てひとつのショートストーリーを考えるのも楽しいですよ。一分間見つめてツイッターで呟ける程度の短い物語を作る。それも十分にアウトプットのトレーニングになるし、同時に作品との対話もできます。それらをしてはじめて、その作品に命が芽生え、新しい世界が拓かれます(とかっこつけたことを言ってみる)。解釈は人それぞれでもありますが、個々の意見が作品を彩らせることに間違いはないでしょう。
ちょっと熱く語ってしまいましたが、ここらで終わりにします。
それでは!
生物は文字で動いている?
文字というのは不思議なもので、例えばチンパンジーかそれ並になるくらい泥酔した状態でキーボードをタイピングしたときの文字列は支離滅裂になることは予想できると思います。でも、それがある順序へと整うとちゃんと意味のある文章になる。それもいくつものパターンへと彩ることができるんですよね。
「あいうえお」や「ABCDE」、「阿衣乌唉哦」なども然り、数字も然り…無意味なノイズになりかねない記号を正しく並び替えることで生物同士の意思伝達が可能になり、記憶媒体として紡がれ、そして機械を動かす。もっと言えば、生物として活動できるのも、遺伝子配列のコードが秩序的になっているためでもある。って思います笑 遺伝情報も無秩序であれば機能を失ったただの物質ですから(おそらく)。
無秩序、いわばランダムなものから秩序あるものへと変換するという事象はあらゆる事柄につながりそうな気もしますが、最初に思い浮かんだのはランダムな熱エネルギーを方向の定まった運動エネルギーに変換する作用ですね(整流作用とも言います)。
熱によってものを動かすのは蒸気機関とかキネシンの運動とかありますが、そもそも何をきっかけに熱から力学へと変換しているのか、エントロピーのコストはどれくらいかかるのかが気になるところですね。ですが、生物というひとつのマシンを動かしているのは組織であり、それを構築するのは約37兆個もの細胞であり、100億個のタンパク質というナノマシンでもあります(数あってるよね?)。
明らかにマクロの世界とミクロの世界でのマシンの働きと周囲の環境は異なりますがそれはさておき、その根本的メカニズムを支えているのはDNAやRNAといった高分子の組み合わせ、まぁ情報の組み合わせとも言えます。てことは生命も秩序化された分子という「文字」の組み合わせによって構築された「情報」で動いているんじゃないかと今更になって思っているわけでして。
その情報によって熱エネルギーを機械的エネルギー(逆も然り、その他のエネルギーへの変換も然り)に変換しているのだとしたら、熱力学も情報科学と深いかかわりがあるんじゃないかと感じています。よくわかんないですけど←
それが説明できるのだとしても、それはナノの世界だからこそだと思います。量子とナノの違いを未だによくわかっていない僕が言うのもあれですけど、なかなかに面白いですよね。
ここからSF思考になるのですが、情報媒体をコード化することででエネルギーを生み出したり、生命を生み出すことができれば、まさに情報革命ともいえるなとロマンを勝手に感じてます。なんか実際にそんなのあった気がしますが、気のせいですかね。
ちょっと自分でも空いた時に勉強してみて、また面白いことが分かったらここに書きなぐりたいですね。今回はちょっと支離滅裂な文章で書いてしまい、果たして情報として機能している文章となっているかわからないので笑
それでは。
近況の心境
だいぶ時間が空いてしまいました。怠惰ですね。
一度やめてしまうと再ブーストをかけるのにここまで労力を使うとは思いませんでした。ただもうちょっと早い時期に執筆はしていたのですが、文字を打ち込むときにローマ字しか打てなくなることが多々あり、一通りの打開策を試しても直らなかったのでそこでやる気が一気に削がれて数日経過して…の繰り返しでした。
ただMOSやネットの方で入力しなおせば自然と日本語に戻りました。それでもダメなときは再起動すれば直りました。
またこうしてかけたのはうれしく思います。続けてやめて、また続けてはやめての繰り返しになるのかと思いますが、続けていきたいですね。
さて、就職活動の時期にいつのまにか突入しており、後輩たちがあわただしく動いています。研究室に顔を出す頻度も減った気がしますが、それでも研究に励んでいる人はいるので、すごいなぁと感心しています。
よくエントリーシートの添削や面接の相談をお願いされるようになり、自分の学士と修士の就活時代を思い返しながら偉そうにアドバイスしています。
ここで思うことは、内定をいくつかいただいた経験があるとはいえ、ろくに社会人経験していない学生が口出しできるのかということですね。全く言えないわけでもありませんが、慢心せず、参考の一つ程度としてとどめておくようにと踏まえたうえで口出ししていきたいですね(笑)
とはいえ、いまの厳しいご時世、おそらく今から就活してといわれてもできる気がしませんが。本当に自分を受け入れてくださった会社の方々と社長、そして教授には感謝してもしきれません。拾わなきゃよかったと思われかねないくらいご迷惑をおかけしている気もしますが、採用してよかったなと思っていただけるくらいの成果を出していきたいですね。って口だけで言っても何一つ説得力がないですけども汗
それでは、10分経ったのでここまでにしておきます。いずれためになる話やアウトプット用の記事を書けたらいいなと思います。
それでは
人喰いアスファルト
食人アスファルト、という用語を何かのSFで読んだことを唐突に思い出しました。
調べても出ないので、きっと別の用語なのでしょうが、要は落ち葉を食べる道路ですね。アスファルトは多孔性になっていて、そこに棲む遺伝子編集された微生物が水と光で活性化し(酵素活性か忘れましたが)道路の汚れなどに対する分解作用を促す、という。そのため落ち葉は長期間残らない。
半ば冗談で、人がそこで殺されても道路が死体を食らいつくすだろう、という心理描写があった気がします。だから食人アスファルトという俗称があると。まぁ分解する対象によりけりですね。複数種の酵素を有する微生物あるいはそれぞれのごみに対応した微生物各種が同じコロニーに棲んでいるか、ならできないこともなさそうですが。
んーでも仮に停車中のタイヤも分解されたらたまったもんじゃないですね。多種の配合剤が含有しているうえに架橋体だからゴムはなかなかに難しいとは思いますけども。
ともあれ、大変興味深い文面だったので、なんとなく記憶に残っていまして。それが開発されるといいなとも思いました。
道路のごみといえばプラスチックも挙げられますが、これを分解する微生物(PETase酵素を持つIdeonella sakaiensisとか)もいなくはないんですよね。その分解スピードを何倍にも上げる酵素を開発したりしている報告もあったりします。
イデオネラ・サカイエンシスについて
A bacterium that degrades and assimilates poly(ethylene terephthalate) | Science
二段階分解人工酵素の開発の論文とプレスリリース
Characterization and engineering of a two-enzyme system for plastics depolymerization | PNAS
Plastic-eating enzyme 'cocktail' heralds new hope for plastic waste | EurekAlert! Science News
まぁ対象はPETですが、それでも十分にすごいです。ポリアミドの分解酵素にかんする論文も数多くあるので、それもいずれゆっくり読みたいですね。
微生物の遺伝情報をデザインして一から設計酵素を作るか、既存の酵素をモディフィケーションするか。あるいは、酵素分解されるようなものを作るか。これからはそういった生物に合わせたマテリアルのデザインが求められてくるんじゃないかなと。
ともあれ、ごみ問題を解決するのは酵素なんだと僕は思います。
もっと深堀したことを書きたいなと思っても、それだけの頭がないのがつらみかなしみ堀ちえみですね。…いやぁ今日も寒いですね。
また明日から一週間、頑張りましょう。昨日書かなかったのは気分です。内容が浅くてもちゃんと続けなきゃね。
それでは。
思ったことの垂れ流し
正直今日書かなくてもいいかなと思ってしまった僕です。寝たいです。
実験は順調に進んでいますが、もうひとつの実験が滞っていて大丈夫かなぁ、と不安に思っています。でも両方同時にできるほど器用ではないので、片方に集中した方が結果的に良くなる、と信じたいですね。
そろそろDC2を考えなくてはいけませんね。確か規定が変わったとかなんとか耳にしたので確認しなければと思いつつも思うだけで終わってしまっているこの体たらくさ。明日明後日に取り組みたいです(今やれ)。
今日は耳が痛い話をいくらか聞いてきまして、頑張らないとなぁとショックを受けつつ自分を奮い立たせようとしています。至極どうでもいい話、ここまで何度か寝落ちしながら書いてます。本当にいま思ったことそのままだだだなげしにしてますね。
話すネタはたくさんまではいかなくてもいくつかあるので、話したいですが、睡魔が勝っているので、今日はここまでに致します。何一つ価値のない文章を今日も書いてしまいましたね。
それでは。